朝日新聞 半田晴久(深見東州)報道

オペラと能を上演 熊野本宮大社旧社殿跡で21、22両日 /和歌山

1997.03.13 大阪地方版/和歌山

 本宮町の熊野本宮大社旧社殿跡「大斎原(おおゆのはら)」で二十一日から二晩、日本を代表する歌手や人間国宝らの出演による野外オペラや薪能などの上演がある。名づけて「よみがえる日本の心・オペラと能の鑑賞会」。世界芸術文化振興協会が、熊野本宮大社奉納として企画した。いずれも入場無料。

 二十一日午後六時からは清水脩作曲のオペラ「俊寛」の公演。平家物語でも有名な俊寛をバリトン歌手で東京音楽大学教授の栗林義信さんが演じる。管弦楽は長瀬清正さん指揮の東京国際フィルハーモニックオーケストラ。合唱はコーロ・みすず。

 このほか、深見東州さんが自作の剣舞「黎明(れいめい)」を演じるなどする。

 

 二十二日午後六時からは大斎原の中につくられた特設舞台で「薪能と狂言の夕べ」。重要無形文化財総合指定保持者の宝山英照さんらが出演する。演目は能「竹生島」、狂言「仏師」、能「巻絹」。

 

中日新聞 半田晴久(深見東州)報道

21、22日に「薪オペラ」「薪能」 本宮の大斎原

1997.03.19

 【三重県】本宮町の熊野本宮大社旧社殿跡地・大斎原(おおゆのはら)で二十一、二十二の両日、日本を代表する歌手や人間国宝の能楽師、狂言師が出演する「薪オペラ」と「薪能」の夕べが開催される。いずれも入場無料。

 世界芸術文化振興協会が「よみがえる日本の心・オペラと能の鑑賞会」として企画、熊野本宮大社に奉納する。

 二十一日午後六時から「薪オペラの夕べ」。清水脩作曲のオペラ「俊寛」の公演。平家物語でも知られる俊寛 を東京音楽大教授のバリトン歌手栗林義信さんが演じる。演奏は東京国際フィルハーモニーオーケストラ、合唱 はコーロ・みすず。このほか、深見東州さんの剣舞「黎明(れいめい)」、宝生流能楽師渡辺他賀男さんらの 「付祝言」がある。

 

 二十二日午後六時からは「薪能と狂言の夕べ」。重要無形文化財総合指定保持者の宝生英照さんや、茂山千之

丞さんらが出演する。演目は能「竹生島」、狂言「仏師」、能「巻絹」。